賃貸一戸建ての外壁のキズの補修
賃貸一戸建てに入居していると、建物に不具合やキズを発見したからといって、勝手にリフォームをすることはできません。賃貸一戸建てのオーナーや、管理している不動産会社によっては、補修をしてくれないことがあります。気をつけたいのは、入居者にとっても被害が発生してしまう場合です。外壁を観察したときに、キズや亀裂が発生している場合は、まずは不動産会社に連絡をします。
オーナーも不動産会社も補修を行わないことが判明したならば、入居者の自己判断で行えることを把握しましょう。外壁のキズや亀裂に蟻が出入りしていたら要注意です。建物の被害と言うだけでなく、入居者の財産にも影響してくるからです。入居者でも可能なトラブル対策には、退去時の原状回復義務でも問題とならない補修作業を覚えておくと良いでしょう。
木工用ボンドを使用して、キズや亀裂の上から塗布しておきます。木工用ボンドは乾燥すると、撥水性を発揮しますので、蟻の出入りを防止できるのと同時に、雨水が浸入するのも防止できます。木工用ボンドは固まると半透明になり、目立ちません。適度に経年劣化しますので、退去時には簡単に取り外すことも可能です。
木工用ボンドが固まった状態を取り外すときには、外壁材を傷めないので安心して使用できます。専門多岐なリフォーム資材のシリコン樹脂を使用してしまうと、オーナーが外壁リフォームをしようとしたときに問題となってしまいます。賃貸一戸建てに入居中は、キレイに取り外せることも重要です。